シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
笑顔がある、驚きがある、発見がある、楽しく生きるための「食」を 農家さんやお店やメーカーさんや生活者の方々とご一緒に。
2016年10月19日
野菜が食べられなくなる日が来る?

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北海道産のレタスが一玉1350円の売価をつけたというニュース。
大雨と日照不足で葉物野菜は大打撃、
スーパーマーケットで今売れているのが冷凍野菜だといいます。
収穫が少ないから価格が上がる、価格が上がるから買い控える、
ただでさえ量の少ない野菜が売れ残ってダメになる。
ここ数年この時期に繰り返されてきた野菜受難、
農家さんの家計に思いをはせながら売り場の野菜に手を伸ばす人がどれくらいいるでしょうか。
レタスの1300円は異状としても、ほうれん草の298円は通常の栽培時であっても適正だと判断します。
枝豆の最盛期でさえ、農家さんの労働力が時給換算で280円と聞いて唖然とした覚えがあります。
ご存じのように作物の栽培には手がかかります。
天候に左右されず、技術と設備さえあれば均質なものが作れる工業生産品とはわけが違います。
自然が相手、農産物は生きものです。ちっとも思うようにならない子育てと一緒。
もっとも優れた農家さんはそのへん上手にコントロールされるのできるのでしょうが。
農業で収益をあげていくのは大変、
だから子どもには継がせない、若い新規就農者も心折れてやめていく、
現在広島県の農業者平均年齢は70歳。危機的状況です。
作る人がいなくなって、野菜が食べられなくなる日が来たら…、
肉や魚はなくとも野菜のない食卓はありえません。
作ってくださる人に思いをはせて消費せねば。
あらためて思った朝、
秋なりのきゅうりがいっぱい実を結んでいました。
勝手口においた鉢にたった一株、
それでもしばらくきゅうりには困りません。
小さな自家栽培も食卓を守るひとつの手だてですね。

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