光に透けて神々しいばかりの美しさ、世界最古のフルーツと言われるぶどう。表面の白い粉はブルームと呼ばれ、ぶどう自らがつくり出す果糖です。高級ぶどうの場合、この粉がきれいについていることが条件。落とさぬよう細心の注意が払われます。一方、このブルームが仇になったのがキュウリ。かつて消費者から農薬じゃないかというクレームがつき、ブルームレスの品種が作り出されて現在に至ります。かつてはあった表面のイボイボも、生で食べたときに口当たりが良くないということで、品種改良されてツルツルに。