今夜は、ちぢみホウレンソウをおひたしに。幼い頃、この根っこが好きじゃなくて、ごくりと呑み込むようにして食べたものですが、いまでは母にとても感謝しています。味噌汁に入ったイリコも、おやつ代わりにしゃぶった出し昆布も、ごく当たり前のように母がわたし食べさせたものが丈夫な体にしてくれました。体が記憶する確かなもの、温かなものが、いま、わたしが生きる根っ子になっているような気がします。食と農をつなぐ活動の源になっています。