きょう2日は半夏生。夏至から11日目、昔はこの間に田植えを終えた農家さんたちが、田の神様に感謝し互いの労をねぎらったと言います。この日のご馳走は香川ではうどん、福井ではサバ、奈良では餅・・・と、地方によっていろいろ。生活の真ん中に食があり、食が意味を持っていた時代のことです。写真は、庭でいつの間にか消えてしまった半夏生。「やはり野におけ山野草」ですが、浴衣姿の美人の風情をもつ涼やかさでした。