シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2013年8月27日
沖縄食の旅② バスにゆられる

 

那覇バスターミナルから路線バスで約2時間、

はるばると「カフェ がらまんじゃく」を訪ねました。

 

 

赤瓦の建物に月桃が茂る、いかにも沖縄の風情が感じられる場所でした。
玄関を入って、思わずふぅ~。

「遠くからきたの?」 「広島からですー」
ええ!!と驚かれました。

 

 

オーナーの山城清子さん(中央)は、薬草料理の研究家。
戦前から沖縄で食べ継がれてきた伝統食を、
子どもや孫に伝えたいという思いで、カフェを運営。
「おなかが空いたら食べ、食べることによって生かされている、
命を育むための料理であることを知ってほしい」

まさに、実践的食育です。

清子さんが手に持っておられるのは、清子さんの生家に代々伝わる「薬膳草本」。

「米だって、芋だって、沖縄が原産よ.沖縄が食の原点よ~」

沖縄の食に誇りを持っておられます。
つい1週間前に腕を骨折したというのに、
ギブスを取って厨房で忙しく立ち働かれる
まさに沖縄の野草のごとく生命力あふれる気持ちのよい方でした。

 

 

ミネラル分を多く含み、強い抗酸化作用をもつ沖縄の野菜と、

琉球在来種の野菜を使った薬膳料理。

野草の90%を食べることができる沖縄では、
日々の食事でうまく野草の効用が取り入れられています。
鉄分やβカロテンを多く含む水前寺菜も、ここではハンダマと呼ばれ
薬草として扱われています。

生命力にあふれる沖縄の野菜をどっさり使ったがらまん定食。

庭を眺めながら、のんびりといただき、

食後は、清子さんとそのご友人の3人で

大いに話が盛り上がりました。

※このたびはバスで行きましたが、往復4時間はけっこうキツいです。

  沖縄はレンタカーで動かねば時間がかかりすぎます。

 

 

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