フランスの画家、クロード・モネ。
北フランスの田舎で暮らしたモネは、庭と料理を愛し
お気に入りのレシピを書き留めた数冊のノートを残しています。
材料は近所の農家の野菜や鶏肉など、それこそ地産地消。
そんなモネの生前の暮らしを記録した「モネ 庭とレシピ」(講談社刊)は、
とても楽しい一冊です。
「にんじん農家風」は、その中にある一品。
日本の浮世絵や植物が好きだったモネへのオマージュを込めて
器は江戸時代の古伊万里です。
作ってみましょ! モネの「にんじん農家風」
材料 にんじん中4本、バター30g、薄力粉大さじ1.5、レモン汁・砂糖各大さじ1.5
塩・こしょう各適量、イタリアンパセリ
①にんじんは良く洗って皮ごと輪切り。
②①を弱火で茹でる(竹串がすっと通るやわらかさに)
③にんじんと煮汁を別にしておく。
④フライパンにバターをひき、溶けてきたら小麦粉を加え
弱火にしてよく混ぜ合わせる。
⑤④に刻んだパセリを加え、塩こしょうで味をととのえる。
⑥⑤に煮汁300cc、レモン汁、砂糖を加え、さらににんじんを
加えて弱火で煮詰める。