中国経済産業局主催の植物工場フォーラムにパネリストとして登壇。
生活者の立場から植物工場で生産される野菜について考えを述べました。
植物工場とは、閉鎖あるいは半閉鎖スペースで
人工太陽光(LED)と土の代わりに養液を用いて野菜を栽培するシステム。
農薬を使わないので安全、土を使わないので清潔、露地ものに比べてリコピン含有量3倍のトマトなど、
栄養やおいしさに特化した野菜が作れるというものです。
人工的に野菜を作るなんて、という抵抗感もありましょう。
設備コストが高くビジネスとしてまだ成立しがたいという現状もあります。
しかし、露地もの、ハウスものに続く第三の野菜として私たちの口に入る時は確実にやってきます。
身と心をやわらかく、そう、柔道の受け身のように新しい時代、新しいものを受けとめる感性は必要と思います。