日曜日の午後、久々の自由時間、
比治山の広島現代美術館へ。
韓国のアーティスト、ス・ドホの作品展の最終日でした。
いつも、この脇道から美術館へ。
木々がわたしを包んでくれるようで、とても安心します。
石段を一歩一歩楽しみながら、歩きます。
広島で「わたしの好きな道」ベスト3。
美術館の楽しみは、この道とセットです。
木々を抜けると、青空が広がります。
美術館の、この石の壁もとても美しいアートです。
ス・ドホの作品を楽しみ、
ビデオコーナーでバルチュスのドキュメンタリーを観て、
通路のソファでぼんやりして、小一時間。
美術館を出て、また来た道を歩いて下の道路まで出ると、
1本の巨木が、いつものように枝を広げています。
勝手に「玄太」と名づけている古木です。
木には精霊が宿っていると信じているわたしに、
木は、いつも優しい。
しばらく見上げて、車まで戻ります。