夜のボランティア講演まで、スケジュール帳が白い日。
朝からのんびりと珈琲を飲み、新聞紙をめくります。
目にとまったのが朝日新聞の「特派員メモ」ールワンダのポリ袋禁止。
ポリ袋を持ってルワンダに入国した特派員が、空港でポリ袋を没収された話。
この国では環境保全のためポリ袋の使用を全面禁止。
アフリカでは捨てられたポリ袋が空を舞い、木の枝に絡まって
ゴミを花を咲かせるのが定番の風景だとか。
アフリカならず、わが家の庭先も似たようなもの、
チラシやポリ袋など近隣のゴミが吹き溜ってしまいます。
国じゅうゴミひとつ落ちていないという
ルワンダの人たちの環境保全への意識は大変高く、
月に一度は国民全員が街を掃除する日が定められているそうです。
ルワンダといえば世界に見放された大量虐殺が
強い印象を残していますが、さてどんな国なのでしょう。
ネット検索してみたら自転車で世界をまわる青年の
ルワンダ報告がありました。
いたましい歴史を感じさせぬ美しい風景です。
ルワンダ大使館のサイトにはカガメ大統領の顔も(イケメンです)。
すべてにおいて光と影はつきものですが、
空港でポリ袋の持ち込みをチェックする徹底ぶりを見習って、
日本も「街頭の自動販売機禁止」くらい実施できぬものかと、ためいき。
写真はhttp://shuutak.com/チャリダーマンさんよりお借りしました。