知人が「味をみてちょうだい」と言って、沢山置いていきました。
ほおずきトマトは流通名で、正しくは「ショクヨウホオズキ(食用ほおずき)」。
和紙のようなガクにつつまれた果実。
神さまは、なんと愛らしいものを作ったのかと、つくづく眺めます。
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写真は2種類。
ちょっと大きめの黄色がオレンジチェリー、
小さめの緑色がゴールデンベリー。
さわやかな酸味が、お肉や魚料理の後の
口直しによさそうです。
ほおずきトマトの原産国は北米から熱帯アメリカで、
メキシコや中南米で盛んに野菜として栽培されています。
完熟すると果実をつつむガクが淡褐色になり、
中の果実は黄色(緑色)になります。
食用とはいえ、レストランで見かけたものに限って言えば
もっぱら料理の飾り。
「まあ、かわいい」と、みなが決まって手をたたきます。
でも野菜は野菜、味もよく栄養もしっかりあります。
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栄養価としては、ビタミンA(βーカロテン)、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、鉄分など。
なかでも豊富にふくまれるイノシトールは、栄養ドリンクや乳児の必須ビタミン剤などにも
広く使われている有効成分です。
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ちなみに観賞用の赤いほおずきは、
ガクが大きく美しくなるように改良されたもの。
日本で独自に発達したもので、海外から注目されています。
伝統的なものとして浅草のほおずき市が有名ですね。
●幸せのオマケ 「徳島阿波踊りで、踊る阿呆になってきました」
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