草木もぐんぐん伸びる春。その名もずばり「のびる」という山草が出回っています。
ちょっとクセのある、カラダを中から洗ってくれるような香りは、
今この瞬間の春をあじわう喜びです。
のびるは、日当たりの良い畑地や野原、
土手などに自生している多年草。
栄養価が高く滋養強壮に有効といわれます。
たしかに独特の強いワケギに似た香りは、
英気を養ってくれそうです。
味は淡泊なので茹でて食べます。
酢味噌あえにして食べた後、ネットで検索をしたら
「生で食べると風味と辛味が後を引くおいしさ」とありました。
次の機会に試してみたいと思います。
作ってみましょ! 「春の香りの酢味噌あえ」
材料 のびる、酢、白味噌、みりん
①のびるは葉の先のかたい部分と根のひげを取り、熱湯でサッとゆでる。
②酢味噌(酢:味噌:みりん=2 :1:1)とあえて出来上がり。
※香りと風味を生かすためサッとゆでるのがコツ。