農家と食す人をつなぐ、食す幸せをつなぐ。
ちょうど季節は春のはじめ。芽キャベツ、たら、のびるなど山菜づくしに心もふくらみます。まさに旬を味わう幸せを皿にのせるイタリアレストラン「レガーレ」。オーナーの吉川和輝さんは、チョウザメを飼って広島産のキャビアを作ってしまうチャレンジャー。
「自分たちが作ること、食べることを楽しめないとお客様を楽しませることは出来ないから」というオーナーの思いが反映されて、スタッフのサービスも実に気持ちいい。「このオリーブオイル、どこの?」「あ、それはベローナの・・・」お店の人と交わす会話もおいしさの内です。
懇意の農家の人から適正価格で求めた野菜に新たな生命を吹き込んでお客さまにプレゼンツするのはシェフの手塚さん。
250円の弁当に人が群がる厳しい時代でも、地元のすばらしい食材で調理できることを喜びに、晴れの味、晴れの幸せを味わってもらう。野菜のおいしさを広めることで農家を支え、食べる幸せを提供することで日本の食文化を枯渇させないこと、街のレストランの役目でしょう。
レガーレ ディ アクアパッツァ
広島市中区上八丁堀4-1アーバンビューグランドタワー2F
☎082-511-1600
http://www.alambic.jp/legare