シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2011年10月25日
食べる。

risu

 

 夜中に目が覚め、読み出したら止まらなくなったのが、

「人生最後の食卓」。

ドイツのジャーナリスト、デルテ・シッパーがハンブルグにある

ホスピスで働く料理人とその入居者に密着取材したドキュメント本です。

死まで2週間という患者たちが送り込まれてくるホスピス。

かつて超高級レストランで腕をふるった料理人ループレヒトは、

ここで「おいしいもの」の意味を学ぶことになります。

高価な食材でなく、凝った料理でなく、

楽しい時や好きな人を思い起こさせる幸福な味であることを。そして、

患者ひとりひとりのために、最後の瞬間まで楽しく生きていくための食事を作り続け、

それを自身の喜びとしていきます。

「人の寿命を延ばすことはできないが、一日を豊かに生きる手伝いはできる」

食べることがどれだけ大きな意味を持つか。

私の「幸せごはん」の、これからを導いてくれる言葉です。


充実した1日は、無為に過ごした1年にも引けをとらないと言えるだろうか。

誰もかんたんには答えることはできない問いです。

« うん、うん。   料理男子 »
 
活動や参加イベント
2024.8.1 9月の教室セミナー New!
旬の野菜で簡単レシピ
2024.8.28 大人のポテサラ New!
日々のつれづれ
2024.8.28 広島本大賞受賞 New!
いのちの食はふるさとの大地から
2024.8.28 広島本大賞受賞 New!
シニア野菜ソムリエ・食育プランナー 花井綾美のプロフィール
ホームきょうの幸せごはん晴れときどきのコトお話しましょ食と農
花井綾美活動ファイルお問い合わせ
Copyright C Ayami Hanai All Rights Reserved.