評論家の故・加藤周一さんに寄せた、 ある女性作家の言葉。 「加藤さんと一緒にいる時間。そこだけが ろうそくに照らされ、シャンパンが抜かれたような、 生きていることが祝祭であるという時間が流れ始めるのです」 静かに笑って、そこに居るだけで満たされる そんな風にいられたら、と思いつつ カシスソーダで祝祭の夜。