シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2009年1月6日
プロの流儀

足を捻挫して動けず、ゲージ飼いのうさぎ状態。
家から出ようにも出られないので、
年末にできなかった仕事部屋の整理を黙々とこなす。
そこで、雑誌や資料の山の中から拾ったちょっとイイ話を。
居酒屋でバイトをしている学生が、
店のオヤジさんにインタビューした記事の一部です。

学 料理人の仕事は自分に向いていたと思いますか?
親 向く向かないは関係ない。その仕事についたら向かさんかい。
  俺らプロやもん、そこでお金もろて、それで生活して、それでお金余ったら
  お前らに焼肉行こやってな。うん。
学 料理人として一番大切にしていることは何ですか?
親 料理人てのは俺にとって大事な仕事やけど、そこは当たり前のレベルで
  そこに関わっている人間を大切にしていきたいゆうんが一番ちゃうかな。
  あんたら(バイト)の力も大きいで。自分の給料上げるために頑張ろ思うても、
  そんなん頑張れんよ。自分の下で頑張ってくれてんなあって、
  そいつらにいい思いさしちゃろうって。
学 これから先、どんな店にしていきたいですか?
親 今のままでええんよ。みんなで笑って、おいしいもん食って、おいしい酒飲んでって
  できたらええなって。それだけ。

過去にリストラされ、そこから居酒屋の料理人として再起したオヤジさんならではの言葉。
この不況下に元気な会社って、そこで働く人を大事にしてきたところが多いと聞きます。
このオヤジさんみたいな人の下で働いていたら、よっしゃがんばろ!って気になりますよね。
個人のつき合いにおいても「いっしょにハッピーでいよう」の気持ちが大切なんじゃないかと思います。  
 

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