シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
笑顔がある、驚きがある、発見がある、楽しく生きるための「食」を 農家さんやお店やメーカーさんや生活者の方々とご一緒に。
2018年2月21日

画像に含まれている可能性があるもの:6人、座ってる(複数の人)、テーブル、室内、食べ物

オカアチャン達の手で地域を元気にしようという「せらまちこまちプロジェクト」。
地元の食材を集めて、みんなで料理して食べようというイベントが開催されまhした。
赤ちゃん連れのカアチャンのために80歳のばあちゃんが子守り隊。
みんなでつくる、みんなのイベント。
「じぶんが暮らす地域の野菜をこれまで意識したことがなかった。
こんなに美味しいんですね」と、参加の主婦のお声。
「じぶんが作った野菜が料理され、おいしいと食べてもらえて嬉しかった」という
参加の生産者さんのお声もありました。
こうした取り組みによって、畑と食卓、生産者さんと消費者の距離が
より近くなりますように。
こうした思いが、各地に広がっていきますように。
講師として、お力になりたいと思います。

2017年11月5日

画像に含まれている可能性があるもの:植物、屋外、自然

「温海かぶ」は、
鶴岡市の山間部に位置する一霞地区を中心に、
焼畑農法によって栽培されている在来野菜です。
栽培地は、木の伐採地跡など山の急斜面。
下草を刈り取って乾燥した後、火入れが行われます。
火を入れて、まだ熱いうちにタネを蒔き、
収穫の秋まで無農薬、無肥料。
火を入れることで土は殺菌されて虫がつきにくく、
草を焼いたあとの灰が肥料になっておいしいカブを育てます。
自然の力、土の力でおいしいカブになる。
焼き畑は先人の知恵のたまものです。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル、座ってる、草、植物、木、子供、屋外、自然

念願だった「温海かぶ」の焼畑を見学、収穫体験もさせていただけました。
温海地区では森林事業とかぶ栽培が共存。
木を伐採→伐採の跡地でかぶ栽培→栽培後に蕨育成と植樹…と循環させます。
また地域の生きた文化財である温海かぶの継承事業をUターン組の若者が運営しているのも心強い。
広島でもぜひ在来作物研究会を作ってとエールを送られました。
在来野菜は単に古くからある野菜というだけでなく、
先人の知恵から生まれた農法、料理法や祭などの生活文化を継承するお宝です。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物、屋外

そして地域のばあちゃんのレシピで漬物づくり。
「うんだばAコープの砂糖じゃねえとだめだぁ」と言うばあちゃんのレシピ通り。
数年前に自主上映した『よみがえりのレシピ』を観た方、覚えてますか?
腰を屈めてかぶを世話するおばあちゃん。
地元では樽いっぱい漬けて冬に備えるそうです。
土のなかから生まれた野菜がその食ベ方とともに継がれる、それが風土。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

1キロ漬けたものをビニール袋で幾重にも包み、
庄内→東京→広島と持ち帰り、綺麗に漬かりました

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