広島の若い世代が中心になって立ちあげた、
「楽しく食育ひろしまキッチン」。
毎月第2日曜日に公民館に集まって
食育的料理教室を開きます。
忙しさにまかせてロクなものを食べていない、
食材を選ぶ目がない、
何を作ってどう食べればいいのか分からない・・・
そんなひとたちに、講師として
食べるとはどういうことなのかを話します。
まずは「食べることは楽しい!」ということを実感し、
食べることを大切にできるようになれば、
作る力はあとからついてきます。
ごはんを炊く、みそ汁をつくることからスタート。
かつおの削り節でだしを取る、
みそ汁に入れる大根は皮をむかずに使う、
ほうれんそうの茹で時間は30秒。
「あー、湯がわいた」「たまねぎ、どんな風に切るのぉ」
てんやわんや、みな楽しそうなのが嬉しいです。
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初回の3月初旬、
広島菜の菜の花を農家さんから頂いたので、
皆の前でパパッとクックのライヴ・ショー。
フライパンで焼き、焦げ目がついたら
酒とだししょうゆと和からしを混ぜた調味料を
ジュッとふりかけて出来上がり!
香ばしい匂いに、歓声があがります。
「さあ、箸をもって!」
みながフライパンからじかに熱々をつまみます。
ほろ苦い春をあじわってもらいます。
自然を体感できる野菜の魅力を知って、
みんなが「幸せごはん」な毎日になれるよう、
いつでも、どこでも、誰にでも、しゃべり続けます。