いよいよ秋、気持ちのけじめに台所の整理をしていたら

棚の奥からにんにくの入った袋が出てきました。

知人の畑から頂いた、夏の忘れものです。

小粒がどっさり。にんにくのしょうゆ漬けにしてみました。

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小粒なので皮むきが大変です。

ほんとうは生のまま漬けたいのですが、

手間を省いて電子レンジで早業（※）

皮をむいてキッチンペーパーで水気を拭き取って
天日に干した清潔な乾いた容器に入れ、しょうゆを注ぎます。

生だと1ヶ月位は置かないとたべられませんが、

火を入れたので2週間ほどで食べることができるでしょう。

そのかわり生ほど日持ちがしないので、

早めに食べきってしまいます。

※にんにくの皮むき早業テクニック

ヒゲのある方をカットして皮つきのまま

電子レンジにかけます。

これを水の中で皮をむくとツルリとむけます。

電子レンジの機種にもよりますが、ひと塊で約1分間。

■にんにく漬けの利用法

にんにくは刻んでいろんな料理に。
火を通して漬けたものはそのままつまんで食べられます。

しょうゆはいろいろな料理の味付けに。

和風パスタ、唐揚げ、 野菜炒め、肉のソテーなど。

しょうゆは大崎上島町の岡本醤油さん。

わたしの著書「100万人の幸せごはん」でも
紹介していますが、まじめに作られたおいしいしょうゆです。

じぶんではポピュラーだと思ってる野菜が、案外知られていないことに気づき、

これはイカン、と、さっそく水前寺菜をご紹介。いろいろな野菜に親しんでくださいね。

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水前寺菜は、東南アジアが原産といわれているキク科の多年草です。

地方によって呼び名が異なり、
加賀野菜（伝統野菜）とする石川県では金時草（キンジソウ）、

愛知県では式部草、沖縄ではハンダマと言います。

沖縄では井戸のそばに植えて体調が良くないときに食べたと言い、

薬草として常用された歴史があります。

葉の表が鮮やかな緑色で、裏は紫色をしているのが特徴。

この紫色は機能性物質のアントシアニンで、抗酸化作用があると言われます。

栄養価が高く、ビタミンAは春菊の３倍、ビタミンCはレモン以上とも言われます。

少し厚みのある葉は、茹でるとぬめりが出ます。

おひやし、炒め物、葉は生のままサラダに入れると色が映えます。

ちょっとクセがありますが、いかにも体に良さそうな味です。

作ってみました！　水前寺菜の辛子酢味噌あえ

材料　水前寺菜　一束、からし酢味噌（白味噌大さじ２、だし大さじ１、酢大さじ１、からし・みりん各少々）

①水前寺菜は洗って、茎の堅い方から熱湯に入れて、茹でる。

②茹で上がったら冷まし、水気をしぼり食べやすい大きさに切る。

②からし酢味噌を分量の調味料で作り、②にかける。

※からし酢味噌の調味料の配合は好みで加減してください。