シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年9月17日
水前寺菜

 

じぶんではポピュラーだと思ってる野菜が、案外知られていないことに気づき、

これはイカン、と、さっそく水前寺菜をご紹介。いろいろな野菜に親しんでくださいね。

水前寺菜は、東南アジアが原産といわれているキク科の多年草です。

地方によって呼び名が異なり、
加賀野菜(伝統野菜)とする石川県では金時草(キンジソウ)、

愛知県では式部草、沖縄ではハンダマと言います。

沖縄では井戸のそばに植えて体調が良くないときに食べたと言い、

薬草として常用された歴史があります。

葉の表が鮮やかな緑色で、裏は紫色をしているのが特徴。

この紫色は機能性物質のアントシアニンで、抗酸化作用があると言われます。

栄養価が高く、ビタミンAは春菊の3倍、ビタミンCはレモン以上とも言われます。

少し厚みのある葉は、茹でるとぬめりが出ます。

おひやし、炒め物、葉は生のままサラダに入れると色が映えます。

ちょっとクセがありますが、いかにも体に良さそうな味です。

 

作ってみました! 水前寺菜の辛子酢味噌あえ

 

 

材料 水前寺菜 一束、からし酢味噌(白味噌大さじ2、だし大さじ1、酢大さじ1、からし・みりん各少々)

①水前寺菜は洗って、茎の堅い方から熱湯に入れて、茹でる。

②茹で上がったら冷まし、水気をしぼり食べやすい大きさに切る。

②からし酢味噌を分量の調味料で作り、②にかける。

※からし酢味噌の調味料の配合は好みで加減してください。

 

 

 

 

 

 

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