瀬戸内海に浮かぶ島に、今年もレモンが実りました。
今は青いレモンが、やがて黄色く熟します。
若く青いレモンのさわやかな香りでピクルスを作ってみました。
●
生産高日本一を誇る広島のレモンは、
防腐剤などが使われていないので皮も安心して食べることができます。
削ってサラダに加えたり、こまかく刻んでコロッケに入れたり、
いろいろ楽しめます。
●
レモンはビタミンCが豊富であるのはすでに知られていますが、
いま注目が皮にふくまれる香り成分。
リモネン、シトラールが精神を落ち着かせるといいます。
血管を広げる作用があるため疲労回復効果や熟睡効果があるとも。
皮を乾燥させてお風呂に入れればリラックスできそうですね。
また、近年の研究ではレモン果汁中に豊富に含まれるフラボノイドが
食後の脂質代謝を活発することが明らかになっており、
揚げ物などに添えることの意義が明解に。
かきフライにレモンはもっともな組み合わせでしょうか。
作ってみましょう!「広島レモンのピクルス」
広島市内にあるカンボジア料理店で教わったレシピです。
【材 料】
キャベツ 8分の1個(約100g)、
にんじん 1/2本
レモン 1/2個
砂糖(オリゴ糖シロップ) 大さじ1弱
ナンプラー 小さじ1
生姜のすりおろし 小さじ1
【作り方】
①レモンの皮をスラーサーで削り、ごく細い千切りにする。
②キャベツとニンジンもごく細い千切りにする。
③レモンの汁(大さじ2~3)と調味料を合わせておく。
④ キャベツとニンジンを沸騰した湯に入れ、約10秒茹でてザルに上げる。
⑤③と④を混ぜ合わせ、さらにレモンの皮を混ぜ合わせる。
⑥冷蔵庫で半日から1日おいて食べる。
※野菜を熱湯に通すのは味しみをよくするため。
火を使わないときの砂糖はシロップ状のものがベターです。