6月11日は、入梅。ザルのなかに入れておいた青梅が、あっという間に黄色く熟れて焦ります。
そんなわけで、1日かけてせっせと梅仕事。梅みそ、梅シロップ、梅ジャムを作りました。
そのなかで、作り方を教えてほしいという声が多い「梅みそ」の作り方を紹介しましょう。
「梅はその日の難逃れ」ということわざもあるように、日々の体調を整えてくれます。
梅の保存食は、その効用を知った先人の知恵ですね。
作ってみましょ!「梅みそ」
たくさん作っておくと、生野菜のディップに、蒸し野菜のソースに、鶏肉の煮込みに・・・
いろいろ使えて重宝します。
材料の割合
実が黄色く色づいた完熟梅500g、米みそ500g、きび砂糖150~300g(好みで加減する)
作り方
①適当な容器の中で、みそと砂糖を混ぜ合わせておく。
②梅にナイフで縦に放射状に6箇所くらい切り込みを入れておく。
(梅のエキスが出やすいように)
③密閉容器の中に①と②を底から交互に層を作りながら入れていく。
④一番上はみそで覆い、ふたで密閉して冷暗所に置く。
⑤数日して梅のエキスが出てジャブジャブしてきたら、容器から取り出し、
種を取って果肉をステンレスかホーローの鍋に入れる。
⑥火にかけ、弱火で焦がさぬよう木ヘラで混ぜながらゆっくりと煮る。
⑦みそ同様の濃度になるまで煮詰めたら容器に返して冷蔵庫で保存。
※野菜のディップや鶏肉の煮込みなどに使えます。