シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2015年6月11日

花井 綾美さんの写真

6月11日は、入梅。ザルのなかに入れておいた青梅が、あっという間に黄色く熟れて焦ります。
そんなわけで、1日かけてせっせと梅仕事。梅みそ、梅シロップ、梅ジャムを作りました。
そのなかで、作り方を教えてほしいという声が多い「梅みそ」の作り方を紹介しましょう。
「梅はその日の難逃れ」ということわざもあるように、日々の体調を整えてくれます。
梅の保存食は、その効用を知った先人の知恵ですね。

ってみましょ!「梅みそ」

たくさん作っておくと、生野菜のディップに、蒸し野菜のソースに、鶏肉の煮込みに・・・
いろいろ使えて重宝します。


の割合

実が黄色く色づいた完熟梅500g、米みそ500g、きび砂糖150~300g(好みで加減する)

 

作り方

①適当な容器の中で、みそと砂糖を混ぜ合わせておく。

②梅にナイフで縦に放射状に6箇所くらい切り込みを入れておく。
(梅のエキスが出やすいように)

③密閉容器の中に①と②を底から交互に層を作りながら入れていく。

④一番上はみそで覆い、ふたで密閉して冷暗所に置く。

⑤数日して梅のエキスが出てジャブジャブしてきたら、容器から取り出し、
種を取って果肉をステンレスかホーローの鍋に入れる。

⑥火にかけ、弱火で焦がさぬよう木ヘラで混ぜながらゆっくりと煮る。

⑦みそ同様の濃度になるまで煮詰めたら容器に返して冷蔵庫で保存。

※野菜のディップや鶏肉の煮込みなどに使えます。

2015年6月3日

アボガドとセロリの冷製スープ

冷たいスープがおいしい季節になりました。蒸し暑かった一日、
グリーンの色もさわやかな1杯が息をつかせてくれます。
これから旬を迎える枝豆でポタージュスープを作ってみましょう。

夏の野菜、枝豆は疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富、
そして枝豆といえばビールですが、この組み合わせには意味がるのです。
枝豆の成分にアルコール分を分解して翌日に残さないという作用が。
昔からの「ビールに枝豆」は身体を思いやる食べ合わせだったのですね。

作ってみましょ!「枝豆のポタージュスープ」

材料(4人分)  
枝豆サヤつき  300g(正味100g)
じゃがいも 小1個
豆乳  200cc
昆布だし  200cc
塩 小さじ1/2

作り方

①枝豆は沸騰した湯でサヤごと約5分茹で、豆を取りだしておく。
※豆の風味とうまみを逃がさないため、サヤごと茹でる。沸騰した湯に一気に入れ、
  油温が下がった状態で約5分。沸騰させずじっくり茹でた方が糖化が進んで甘くなる。

②じゃがいもは皮をむいて薄くスライスし、やわらかく茹でておく。

③ミキサーに①、②、豆乳、昆布だしを入れて攪拌する。
 ※豆の味が淡泊なので、だしは濃いめに取っておく。
 昆布だしは日本料理というイメージがあるが、今やフレンチでも使われる素材。

④③に塩を加えて調味し、冷蔵庫で冷たく冷やしていただく。
※塩の量は好みや体調に合わせて加減する。

◎じゃがいもと玉ねぎの組み合わせでもおいしいです。

 

 
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