シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2015年7月5日

花井 綾美さんの写真

トマト、ピーマン、なす、きゅうり。夏野菜は暑い夏、カラダをクールダウンしてくれます。
が、これから冷房の夏、冷えすぎにご用心。
冷たいものばかり食べていると内蔵の働きが悪くなります。
あったかいスープを飲みましょう。
野菜と昆布だしと天然塩であっさりと仕立てました。

作ってみましょ!「夏野菜の滋養スープ」

材料(4人分)

なす 1本
トマト 2個
ピーマン 1個
しめじ 1/2パック
干しエビ 大さじ4(8g)
しょうがのすりおろし  大さじ1
にんにくのすりおろし  大さじ1弱
昆布だし 800cc
米油  適量
天然塩 適量

 作り方

①トマトは一口大の乱切り、ピーマンは半分に切って種を取り細い千切り、
 しめじは石づきを取ってほぐす。ナスはピーラーで縞模様に皮をむき、一口大の乱切り。

②油を熱した鍋にナスを入れて軽く炒め、取りだしておく。

③同じ鍋に油を足し、しょうが、にんにく入れて炒め、香りが出たら
 干しエビ、トマト、ピーマン、なすを加えて炒め合わせる。

④③に分量の昆布だしを加え、材料がやわらかくなったら塩で味をととのえる。

 ※塩だけの調味ですが、昆布だし、野菜、干しえびでしっかりと味が出ます。
自然の滋味を味わっていただきたいレシピです。

2015年6月29日

赤ジソジュース

野菜コーナーに赤紫蘇が出る季節になりました。
紫蘇は生命力が強く健康維持にも効果が得られる野菜です。
さわやかな香りはペリルアルデヒドという成分で、
胃液の分泌を高め、消化を促進する効果があります。
また、不飽和脂肪酸(α-リノレン酸)も含まれており、
血液中の中性脂肪を下げ、血液をサラサラにする効果があると言われます。
血液の流れをよくするので、冷え性の改善にも。
とくに赤シソにはアントシアニンが豊富なので、
抗酸化作用も高く、疲れにくい体をつくってくれるので、
夏バテ予防におすすめ。
夏になると赤紫蘇シロップを作る方も多いでしょう。
水や炭酸水で薄めてジュースにしたり、
フルーツにかけて香りを楽しんだり。
赤紫蘇で元気な夏をお迎えくださいね。

紫蘇フルーツあえ

 

作ってみましょ!「赤紫蘇濃縮シロップ」

 ■準備するもの

・大鍋

・長箸など混ぜるもの

・目のこまかいザル(シソ液を濾すもの)

・布巾

・ジョウゴ

■材料の割合

赤シソ 約300g(うち青シソを10~30%合わせると香りや味が良くなります)

氷砂糖 185g

レモン果汁 65cc

水 330cc

 作り方

①シソの軸部分から葉を摘み取る。

②シソの重さを量り、分量の水、氷砂糖、レモン果汁を用意する。

③葉をよく洗う。

④鍋にシソ1/2の量(赤ジソのみ)を入れ、水を加えて沸騰させる。

⑤沸騰したら弱火にして約10分煮て、葉が緑色になったらアクを取り除く。

⑥別の容器にザルをおき、⑤のシソ液を濾す。鍋に残ったシソの葉は布巾で搾る。

⑦シソ液を鍋に戻し、残りのシソ(赤ジソと青ジソ)を加えて④⑤⑥の作業を繰り返す。

⑧全量のシソを煮出し終えたら、シソ液を入れた鍋に氷砂糖を加えて弱火で煮込む。

⑨砂糖が完全に溶けたらレモン果汁を加え、沸騰させる。

⑩沸騰したら火を止め、アクを取って濾す。

⑪清潔な瓶などの容器に移して保存。

※2度目の煮出し時に青ジソを加えるのは、青ジソの香りを生かすためです。
  赤紫蘇だけでも十分作れます。
※アクは気にならなければ取らなくても大丈夫です。
※氷砂糖の代わりにきび砂糖など粉砂糖でもOK。
※レモン汁の代わりに薬局で売っているクエン酸でもOK。
 

 
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