野菜ソムリエの庭と名づけた家の南側の庭。
キンカン、ハーブ、大葉まで食用の植物ばかりが育つ中で、
今年の夏もルバーブを収穫。
ジャムにするとおいしいのですが、今年は残念ながら
生育が良くなかったので、小さな鍋にほんの少ししか出来ませんでした。
出来上がったジャムは、自分で食べるというよりは
誰かにあげるのが楽しみ。
さて、今年は・・・? それは晴れときどきのコトに。
ルバーブはシベリア南部原産のタデ科の多年草。
和名をショクヨウダイオウといい、明治時代に野菜として導入。
薬草の一種として知られていたようです。
フキのような大きな葉と太い葉柄をもち、
涼しい気候を好むので日本では長野や軽井沢などが
栽培地として知られます。
葉柄は品種の違いで赤色と緑色がありますが、
栽培状況によっては赤色が緑色に変わることもあるそうです。
私の庭のルバーブは、緑色。
ですから、赤色の品種から作られる
美しいルピー色のジャムは望めません。
が、味はとても素敵です。
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日本ではまだ珍しい野菜(?)ですが、近頃は道の駅などで
たまに見かけるようです。
今が旬、見つけたらぜひジャムを作ってみてください。
作り方は、とても簡単です。
作ってみました! 「野菜ソムリエ畑のルバーブジャム」
①ルバーブの葉柄を1~2センチ長さに刻む。
②鍋に砂糖(分量はルバーブの4割程度)と一緒に入れ、
最初から弱火で約20分煮る。
③トロトロに溶けてきたらレモンの絞り汁を加え、
さらに10分程度煮る。
※食物繊維が豊富です。途中で木ベラでつぶすようにして煮ると
なめらかに仕上がります。