シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2010年8月14日

 

知人が「味をみてちょうだい」と言って、沢山置いていきました。
ほおずきトマトは流通名で、正しくは「ショクヨウホオズキ(食用ほおずき)」。
和紙のようなガクにつつまれた果実。
神さまは、なんと愛らしいものを作ったのかと、つくづく眺めます。


写真は2種類。
ちょっと大きめの黄色がオレンジチェリー、
小さめの緑色がゴールデンベリー。
さわやかな酸味が、お肉や魚料理の後の
口直しによさそうです。

 

ショクヨウホオズキ

 

ほおずきトマトの原産国は北米から熱帯アメリカで、
メキシコや中南米で盛んに野菜として栽培されています。

完熟すると果実をつつむガクが淡褐色になり、
中の果実は黄色(緑色)になります。
食用とはいえ、レストランで見かけたものに限って言えば
もっぱら料理の飾り。
「まあ、かわいい」と、みなが決まって手をたたきます。
でも野菜は野菜、味もよく栄養もしっかりあります。

栄養価としては、ビタミンA(βーカロテン)、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、鉄分など。
なかでも豊富にふくまれるイノシトールは、栄養ドリンクや乳児の必須ビタミン剤などにも
広く使われている有効成分です。


ちなみに観賞用の赤いほおずきは、
ガクが大きく美しくなるように改良されたもの。
日本で独自に発達したもので、海外から注目されています。
伝統的なものとして浅草のほおずき市が有名ですね。

●幸せのオマケ  「徳島阿波踊りで、踊る阿呆になってきました」
http://te2005.com/?cat=4

2010年8月11日

 

冬のうりと書いて、とうがん。
夫の親戚宅へ墓参りに行くといつも、畑で実ったものを頂いたので
私にとって、冬瓜はお盆の野菜です。
野菜市で見つけた冬瓜はこまかな毛で覆われ、
手に持ったら、アイタタ・・・!
農家さんの手によって運びこまれる市の野菜は、
畑で穫れたばかりの新鮮さ。
痛くても平気、嬉しくなります。

冬瓜の旬は夏ですが、丸ごと冷暗所に置いておけば
冬までもつことからこの名がついたということです。

原産国はインド。
95%が水分で栄養価はさほど高くありませんが、
火照った体を冷やす働きがあり、
見た目にも涼しい夏の一品になります。
淡泊な味なので、味の出るものと炊き合わせるとよいでしょう。


作ってみました! 「夏バテ撃退コンビ」

体をクールダウンしてくれる冬瓜と、
豊富に含まれるビタミンB1が夏の疲れに効く豚肉の組み合わせ。

①油を熱した鍋で豚バラ肉を炒める。

②皮をむき種を取って切った冬瓜を加えてさらに炒める。

③火が通ったら砂糖、酒、しょうゆを加えて煮る。
※彩りに青いものを添えると食欲がわきます。


●幸せのオマケは、
http://te2005.com/?cat=4

 
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