シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2011年4月6日

 昔から春先になると八百屋の店先に並び、
あえものにして楽しまれてきた旬野菜、わけぎ。
海外では春葱という意味でSpring onionと呼ばれます。

白ネギを主として使う関東以北ではあまり出回らないようですが、
青ネギを使う西日本では春を告げる野菜の代表格。
熊本では一文字(いちもんじ)、大分では千本(ちもと)とも呼ばれているとか。

料理法と言えばなんといっても「わけぎのぬた」でしょう。
わけぎに白みそ、季節のアサリをあえたものはまさに春の一品。
が、例年よりもうんと気温が低くアサリにはまだ早い春、
わかめとイカを和えてみました。


作ってみました!「わかめとイカのぬた」
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材料 わけぎ1束 イカ刺身用200g わかめ適宜 

    酢味噌(白味噌大さじ4 酢大さじ4 砂糖大さじ1 練りからし小さじ1)

作り方
①わけぎは4センチ長さに切って熱湯に約1分くぐらせ、ザルに上げて冷ます。
②イカはサッと湯に通し酒と塩少々をふって冷ます。
③ワカメは食べやすい大きさに切り、サッと湯通しして冷ます。
④分量の調味料で酢味噌を作る(分量は好みで加減する)。

量の調味料で酢味噌を作る(分量は好みで加減する)。
⑤わけぎとイカとワカメが冷めたら、酢味噌で和えて出来上がり!
※写真のスプーン、計量つきで超便利モノ。
 日曜大工センターの調理器具売り場で見つけました。

 

幸せのオマケは、

晴れときどきのコト http://te2005.com/

2011年3月27日

 

春はまだかと思わせる寒さですが、自然は粛々と春を芽生えさせています。
知人の畑で採った土筆。夜半ひとり黙々と鞘(はかま)を取りながら、
季節とともにある平安な暮らしに感謝します。

土の筆と書いて「土筆」。英名はHorsetail(馬の尻尾)。
これもなるほどと思わせます。
一般には川土手や田畑のあぜ道がよく生える場所として知られますが、
太くて長いつくしを採ろうと思うならば肥料の良く効いた休耕田へ。
頭がよく締まって褐色、茎が長く弾力があるものを探して採りましょう。
胞子のほろ苦さと歯ざわりが楽しめます。

さて、採ったつくしは鞘(はかま)を取ります。
なかなか根気が要りますが、袴は葉が退化したもので、
かたくて食べられません。

野草の春を食べよう!土筆の佃煮

 

材料 つくし、調味料(酒、みりん、さとう、しょうゆを同量ずつ)

作り方

①はかまを取ったつくしは2~3度水を変えながら洗い、たっぷりの水に一晩つけてアクを抜く。

②アクを抜いたつくしは水洗いし、たっぷりの熱湯で20~30秒茹でる。

③鍋に調味料を入れて煮立て、水気を切ったつくしを加えて水気がなくなるまで煮る。

 だしの素を少々加えて味を加減する。

※調味料の量は総量がつくしの量の5分の1になる程度。好みで加減してください。

 

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