シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2011年11月27日

 

 

めずらしいゴボウを頂きました。
山口県のカルスト台地秋吉台で昔から栽培されている「美東ごぼう」。
石灰岩地帯の赤土がやわらかくアクの少ないゴボウを育てます。

 

 

ゴボウは、知らずに見れば木の根っこ。
これを最初に食べてみようと思った人、
よほどひもじかったのでしょうね。
中国から薬草として伝わったのは古墳時代の頃。
食用にしているのは、世界でも日本と台湾だけと言われます。

しかし見かけによらず、食べれば香り高くおいしい。 
食物繊維が豊富で腸内の環境を整えてくれます。

 アクにはポリフェノールが含まれています。
水につけてしまっては香りも失われますので、
あく抜きをせず、そのまま調理しましょう。

 

 ■作ってみました! 「シャキっとごぼうサラダ」

 

 

材料 ゴボウ1本、白ごま大さじ1、マヨネーズ大さじ1、柚胡椒少々

    調味料A(酢大さじ2、砂糖大さじ1,塩小さじ1/2、みりん大さじ1)

     

①ゴボウは大きめのささがきに。
②鍋にごぼうとひたひたの水を入れて茹で、ごぼうがやわらかくなったらザルに上げる。

③鍋にごぼうと調味料Aを入れて汁気がなくなるまで煮る。
④粗熱を取って、マヨネーズと白ごま(すりごま)と柚胡椒と混ぜ合わせる。

※柚胡椒がなければ七味唐辛子でもOK。

 ③のようにしっかり下味をつけることで水っぽくなるのを防ぎます。

2011年11月23日

 

暖かな日が続いていましたが、朝夕は冷え込んできました。
やはり冬は冬らしく冷え込まなくては、冬野菜がおいしくなりません。


露地の野菜は、冬の低温で凍らないよう体外に水分を出し、
体内のでんぷんを糖にかえて身を守ります。
結果、私たちはあまくておいしい野菜を食べることができるというわけです。

年中でまわるほうれん草も、冬がおいしい時期です。
とくに根の方が赤い東洋種は、改良種にはない
野性味にあふれたおいしさがあります。
在来種である東洋種は改良種に比べて作りにくいため
農家さんに敬遠されているようですが、たまに野菜産直市で見かけます。
見つけたらぜひ食べてみてください!
菠薐草と漢字で書きたいような滋味深い味わいです。

作ってみました! 「ほうれん草と柿の白和え」

柿のほんのりとした甘さが晩秋の味わい。色味もきれいです。

 

 

材料 ほうれん草1/2わ、木綿豆腐1/2、柿1/2、砂糖大さじ1、薄口しょうゆ大さじ1

 

①木綿豆腐はふきんに包んで軽く水気をしぼっておく。

②ほうれん草はさっと茹でて水気を絞り、3~4㎝長さに切る。

③柿は皮をむいて細切り。

④砂糖と醤油を合わせ、①②③とあえて出来上がり!

 

 

 

 

 

 



 
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