めずらしいゴボウを頂きました。
山口県のカルスト台地秋吉台で昔から栽培されている「美東ごぼう」。
石灰岩地帯の赤土がやわらかくアクの少ないゴボウを育てます。
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ゴボウは、知らずに見れば木の根っこ。
これを最初に食べてみようと思った人、
よほどひもじかったのでしょうね。
中国から薬草として伝わったのは古墳時代の頃。
食用にしているのは、世界でも日本と台湾だけと言われます。
しかし見かけによらず、食べれば香り高くおいしい。
食物繊維が豊富で腸内の環境を整えてくれます。
アクにはポリフェノールが含まれています。
水につけてしまっては香りも失われますので、
あく抜きをせず、そのまま調理しましょう。
■作ってみました! 「シャキっとごぼうサラダ」
材料 ゴボウ1本、白ごま大さじ1、マヨネーズ大さじ1、柚胡椒少々
調味料A(酢大さじ2、砂糖大さじ1,塩小さじ1/2、みりん大さじ1)
①ゴボウは大きめのささがきに。
②鍋にごぼうとひたひたの水を入れて茹で、ごぼうがやわらかくなったらザルに上げる。
③鍋にごぼうと調味料Aを入れて汁気がなくなるまで煮る。
④粗熱を取って、マヨネーズと白ごま(すりごま)と柚胡椒と混ぜ合わせる。
※柚胡椒がなければ七味唐辛子でもOK。
③のようにしっかり下味をつけることで水っぽくなるのを防ぎます。