アスパラガスが季節を迎えました。ニョキニョキ勢いよく成長するので、
農家さんは収穫に追われます。まさに「破竹の勢い」ならぬ「アスパラの勢い」。
畑でポキリと手折ったアスパラのあまりのおいしさに感動した夏以来、
大好物になりました。これほど新鮮でなけりゃダメな野菜はありません。
うちの野菜市ではとれたてのあま~いアスパラが一束百円!
コンテナに残ると「こんなに安くておいしのに~!」と残念でたまりません。
新鮮でおいしくて安い野菜で近所の人に喜んでもらえる、
細々とながら野菜市を続ける理由です。
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栄養ドリンクに含まれる成分として知られるアスパラギン酸。
これは野菜のアスパラガスから成分が発見されたのがネーミングの由来です。
疲労回復を助ける野菜です。なんとなく体がだるい5月、
おいしく食べてリフレッシュさせてください。
おいしく食べるコツ
けっして茹ですぎないように。鮮度にもよりますが、
沸騰した湯に太い部分から入れ、約10秒たったら
先の穂の方を入れて約30秒で火を止めます。
ザルにあげて置くと余熱でさらにやわらかくなります。
作ってみましょ! 「アスパラガスとじゃこの瀬戸内風」
材料(4人分) アスパラガス8本、ちりめんじゃこ大さじ2、白ゴマ適量、
塩コショウ適量、しょう油・ごま油各小さじ2
①アスパラガスは根元の固い部分の皮をピーラーでむき、
沸騰したお湯に塩を加えて手早く茹でる。
②茹で上がったら湯を切り、分量のちりめんじゃこ、白ゴマ、塩、コショウを加え、
しょう油、ゴマ油で味付けをして和える。