「三月の風と、四月の雨が、美しい五月を連れてくる」とは、誰の言葉か。
ようやく日差しが強くなり始めた連休、朝掘りの筍が届きました。
みずみずしく白い肌から竹の香りが匂い立つようです。
栄養価はけっして高くありませんが、美しい季節を味わいます。
●茹で方
①皮つきのまま先を大きく斜めに切り、皮の部分に根元から切り込みを入れる。
②たっぷりの水とひとつかみのヌカを入れた大鍋に水から入れ、茹でる。
③沸騰したら弱火にして約1時間茹で、根元に竹串が通るほど
やわらかくなったら、火を止めてそのまま半日ほど冷ます。
④冷めたら水の中で皮をむき、切って調理する。
作ってみました! 「たけのこのキンピラ」
①茹でたたけのこと豚肉は千切りにする。
②しょうゆと酒で下味をつけた豚肉をフライパンで炒める。
③豚肉に火が通ったらたけのこを加え、砂糖、しょうゆで味をつけ
七味を軽くふって混ぜて火を止めて出来上がり。
※千切りすることで根元の固い部分も食べやすくなります。
水煮のたけのこをそのままサラダで。生わかめと一緒に
好みのソースで。私は青からしみそで頂きました。
まさに「目に五月」です。
■幸せのオマケ
ようやく五月らしい陽光になり、
中国山地でも田植えの準備が始まっています。
ある農家レストランの小窓から眺めた風景。
眠くなるような、のどかさです。