下蒲刈の蘭島閣美術館が良いと聞いて、ドライブ。
のどかな島の時間、潮の匂い。
家の前にトロ箱を置いて、甘夏柑とヒジキを売るおばあさん。
素通り出来ず、日に焼けたシワだらけの手に五百円玉を置く。
キズものの甘夏柑を一つ黙っておまけしてくださいました。
病院代になるのか、孫のこづかいになるのか、
自分が育て、作ったものを売って稼ぐ。
実にまっとうに暮らす人たちが守るお地蔵さんには
水ときれいな花が供えられていました。