昨日、邦楽の会。
いつもうちのスペースでライヴを開かれる
邦楽の芦垣さんご夫妻の教室のおさらい会。
生徒さん達の発表が終わった後、
芦垣さんご夫妻に後輩の二人が加わって
東京芸大卒のプロのカルテット。
一流の指導によって芸を研磨されるとはこういうことか、と
その音色と美しい演奏フォームに魅せられます。
とくに良かったのが、男性二人が奏でる「哀歌」
十七弦の箏の音色が深く胸に響きます。
箏は通常十三弦ですが、低音域を強化するために
かの宮城道雄が考案したのだとか。
西洋楽器でいえばチェロ。
ふくよかで、深く、強く、やさしい。
十七弦のように、
心の糸を張っていたいと思いつつ、
ここしばらく緩みがち。
lリヴィングの階上のロフトが、うさぎのbedroom。
たまにライヴを、ここでこっそり楽しみます。