世界一の歌声を誇るエストニアの女子合唱団。
日本公演で来日した総勢40名、
福島、東京、和歌山と巡って昨日広島へ。
全国大会優勝常連のママさんコーラスグループの招きで
うさぎが住む町に2泊3日の滞在。
わが家にも15歳と16歳の女の子2人がお泊まり。
原爆記念日、慰霊碑前での合唱と夜の公演をつとめます。
ここ2~3年で世界6か国を巡ったという合唱団だから、
海外にはすっかり慣れている様子。
国際親善という名のお節介もほどほどに、
食事と布団とシャワーを用意し、洗濯をしてあげて、
あとは自由にさせておきます。
エストニアという遠い国を知っただけでも
勉強になりました。
北欧バルト3国のひとつで、
ロシアやドイツからの侵略の歴史を重ねながら独立、
冬には零か20℃まで冷え込む北の国。
歌うことによって侵略の苦しみを跳ね返したという民族の血が
若い彼女たちにも受け継がれているかのように、
素晴らしい歌声です。
すぐれた音楽家を輩出し、文化水準の高い国としても
知られています。
たまには地図帳を取り出し、
世界を眺めてみるのも楽しいですね。