「サタデーナイト・フィーバー」で人気沸騰の頃は
好きになれなかった俳優ジョン・トラボルタが、
いい演技をみせる「ママが遺したラヴソング」。
とても好きなワンシーンがあります。
きもちよく晴れた春の朝、
ジョン扮する酔いどれの元教授が
両手を空に向けて、言います。
「ワインを一瓶もって川へ行こう!あと何回、こんな春を過ごせる?」
そして、インテリらしくある作家の言葉を引用して言います。
「私は 日々呼吸をしていたい
幸福とは 長さの不足を高さであがなうものである」と。
まさに、まさに。
こんなシーンに出会えるから、
やっぱり映画が好きです。