農家訪問の途中に遭遇したライトバンの豆腐屋さん。
「あー、懐かしいぃ!写真撮っていいですかぁ?」
母から渡された小銭を握ってお使いに走った少女時代、
八百屋の店先では豆腐が一斗缶に入って売られていたのです。
それを思い出しで駆け寄ったカメラに、
「スターになったような気分じゃの」とポーズをとってくれた
ご主人は町会議員さん。
1軒のお宅から買いに出てきた奥さんの手にはボウル。
いいなあ、こんな商い。
月に二度、うちの土間でひらく野菜市も、
とれたて野菜のおいしさを知ってもらいたいことはもちろん、
これどうやって食べたらおいしいん?なんて
モノが温かな手肌のぬくもりをはらむ
昔ながらのお店屋さん気分が味わいたくて
飽き性のうさぎには珍しく一年以上続いているのです。
豆腐屋さんの木綿豆腐、
大豆の甘みが感じられる昔ながらの味でした。