我が家に来て、まもなく1週間。 山桜としてはまだ若い樹齢20年のこの樹を 「春太郎」と呼んでやります。 広島に来てまだ1年、 遠い故郷那須連山の雪を懐かしむ春太郎に 「さびしくないように」と、庭師山田くんが 同じ那須から来た夏ハゼの樹を添わしてくれました。 まっすぐに空へ伸びる春太郎の若々しい幹に、 夏ハゼの枝が優しく寄り添います。 初々しい恋の風情、 淡雪のような花がふる春です。