市民病院に検査入院中のSさんを見舞う。
戦後原爆乙女として治療で渡米して以来、ロサンジェルスで暮らす
Sさんとはドキュメンタリー映画「ヒロシマナガサキ」の撮影が縁で知り合った。
当時留学中の息子を「ばばちゃん」のように世話してくださったこともあり、
年に一度の検査帰国の時にこうしてお会いする。
そして、お会いする度に追風をいただく。
「物事すべてどうなるかは、縁によって定められているの。
だから心の声にしたがって、流れるまま自然でいればいいの」
もし躊躇して迷い思っている人がいたなら、
この日、この言葉をおすそ分け。
そして、Sさんの言葉はいつも最後に「大丈夫よう」