クルクル目が回りそうですね。
長さ70センチもあるへびのように長い「ささげ豆」。
サヤインゲンに似ていますが、同じマメ科でもこちらはササゲ属。
さやの中の豆が熟すと小豆と良く似た赤い豆になり、
江戸時代の頃から関東地方では赤飯に使われたと言います。
赤飯といえば本来小豆が使われますが、
大豆は茹でると皮が割れやすく「腹を切る」に通じて縁起が悪いと、
武家社会色濃い地域では忌み嫌われ、
ささげが使われたということです。
ところで、北海道の赤飯は食紅で米に色をつけ、
金時豆の甘納豆を入れると聞きましたが、本当でしょうか。