「はな金カレー」、
すなわち金曜日はカレーを食べる日とは
誰が言い始めたのでしょうか。
もともとは、長い航海で社会と謝絶される自衛隊が、
曜日の感覚を忘れないようにするために
金曜日にはカレーを食べたというのがルーツとか。
そして、きょうは金曜日。
木の器作家さんと一緒にカレーを作る会に参加しました。
作ったのは、西インドゴア地方のポークビンダルー、
酢とトマトで酸味をきかせた豚肉のカレーです。
11種類のホールスパイスと2種類のパウダースパイスが
複雑に絡み合っていい仕事をしています。
カレーの作り方は、簡単。
材料さえ揃えば、鍋に入れて煮るだけ。
感心したのは、
豚の三枚肉を丸めて楊枝で止めるのですが、
その楊枝が1本1本黒文字の枝を削って作ってあったこと。
さすが木を扱う人のこだわりです。
黒文字も香りを楽しむハーブの一種、
豚肉を止めるだけでなく料理の味づくりにも一役買います。
ここまで細やかな気配りができるといいな。
とても勉強になりました。