仏さまの顔が見たくなって、北広島町へ。
ひっそりと町のはずれに
平安初期の如来像(国宝)が収められているのは「古保利薬師保存庫」。
如来様のふっくらとした大きな手に、ほっと安心。
如来様の左手に立つ月光菩薩もいいお顔。
ただ、静かに座す時間。平安時代の人たちも、
こうやって仰ぎ見て、手を合わせて心を鎮めていたのでしょうね。
遠く町へとおりていく参道、山門、
ヤマモミジが美しい境内の裏山には古墳跡も。
その右手には金比羅さん、左手にはお稲荷さん。
訪れる人も少ない山の静寂につつまれた秋の休日の午後でした。
この場所を知ったのは、
仏像を求めて全国を巡るマニアの方のブログで。
こんな場所まで!すごい人がいるもんですね。
http://www.butsuzoutanbou.org