シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2013年11月12日
シャガール、好き!

 

年齢を重ねるにつれて、好きなもの、好きなことが
変わっていくのを感じませんか。

絵もその一つで、さほど興味がなかった作家に
強く惹かれます。

私の場合、その一番が、シャガールです。
シャガールの作品の美しさは、そこに「祈り」があるから。
平和、愛、自由への祈り。
それを分かりやすく理解できるのが、
広島県立美術館で開催中の「シャガール展」です。
「こんなシャガール、見たことない!」
チラシのタイトル、そのまま観ての感想です。

バレエ、宗教、立体オブジェ、そして

明るくおだやかな南仏の光のなかで
創作意欲をさらに高めた晩年の作品群、
それぞれのパートで会場が構成され、
彼がどのような思いで制作活動を続けたのか、

作品が物語ってくれます。

彼がデザインしたバレエ衣装の展示や、
実際に同じデザインの衣装を着て踊る舞台の
上演風景もビデオで観られるなど、
興味深い仕掛けが盛りだくさんです。

 

シャガール展は12月25日(水)まで。
http://www1.hpam-unet.ocn.ne.jp/special/index.php?mode=detail&id=101

 

 

ちょうど、10月に南仏ニースのシャガール国立美術館を

観てきたので、そのときの印象とリンクして、
ことさら面白かったです。

 

 

彼が生前、じぶんの作品を収集する美術館の施設に、
ぜひと望んだコンサートホールに設置されたステンドグラス。

青と赤が美しいシャガールの作品ですが、
ステンドグラスもまた、青と赤が印象的です。

 

 

こちらは、美術館にある池にモザイクタイル画。
きもちの良い場所でした。

南仏を思い出して、きょうは
蒸したカボチャにタプナードソースを添えてみようと思います。

 

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