間伐材の有効利用をすすめるNPOの話を伺いに、北広島町へ。
山が荒れると、海が荒れ、プランクトンが減って魚がいなくなる。
つまり、山が肥えると、川に十分な養分が流れ込み、
それが海に出てプランクトンのえさになるというわけです。
自然界の循環がいかに大切かということですね。
そこで、里山の生命の循環を守るために
間伐をし、出た間伐材を有効な資源にしようという
取り組みをされているNPO法人西中国山地自然史研究会。
理事長の近藤さんとめざすものが一致して意気投合。
里の保存食の知恵を学びながら宇宙食の研究をしたいと
ここに定住を決めた東大出身青年がいると聞いて、
じゃ、いっしょに食の話を、と約束。
わくわくしてきました。
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帰り、北広島町の八幡湿原「かりお茶屋」で遅めの昼食。
800円の定食がまたおいしく、
森のウグイスの声が澄んでまた良く、
ハッピーな一日となりました。