姉がくれた長さ35センチほどの山椒の木を、
器用な友人が削ってすりこぎ棒に仕立ててくれました。
山椒の木のすりこぎ棒は昔からあり、
以前から欲しかったものです。
すりおろすときに微量に削られて出る山椒の成分が
解毒効果をもたらしてくれるということです。
香りも良さそうではありませんか。
直径わずか4センチほどの太さですが、
山椒の木がここまで成長するには15年、
あるいはそれ以上の歳月を要したことでしょう。
わが家の山椒はまだ若く、
今年も青々とした実をつけました。
この木がすりこぎ棒の太さになる頃、
わたしは何をしているでしょうか。