福富町で自然農法で野菜をつくる渡辺農場。
その野趣あふれる「渡辺野菜を楽しむ会」が、
昨日、レストランミクニ・ド・シマムラで開かれました。
昨年の夏に続く第二回目は「冬野菜」。
渡辺ご夫妻から野菜づくりについて興味深い話も伺いながら、
コース料理をいただきます。
まずは、白菜と落花生のアミューズからスタートです。
前菜は「赤すじ大根」と瀬戸内産サヨリ、はつかいちごのカルパッチョ。
主菜は「彩々かぶら」と吉和町猪肉三枚肉のポトフ。
黒丸大根、赤大根、黄大根の美しい天然色を楽しみます。
猪肉は、鉄砲を使用せずナイフで仕留めているので、
鬱血がなくておいしいのだそうです。
犬に襲わせてナイフでグサリ!狩りの世界はワイルド。
それに比べて野菜はやさしい。ほっとします。
2色人参と金目鯛のア・ラ・ヴァプール。
人参のビタミンカラーに「まあ、きれい」の声。
牛蒡のフリットと「菜(水菜、小松菜、ちぢみ菜)」、
塩こうじをからめた広島牛フィレ肉のロースト黒トリュフ風味
力強く土の香りゆたかなゴボウの味が野菜の醍醐味。
デザートは「ムラサキイモ」のモンブラン。
夜は、広島市内のホテルで
「野菜ソムリエに聞く野菜の楽しみ方」。
こちらは講師として、40種類の野菜を使ったコース料理を
楽しんで頂きながら、野菜の話をいたしました。
まさに野菜づくしの一日でした。