八百屋さんで、チシャトウ(千杜唐)をみつけました。
先日、知人との間で話題となった野菜だったので、
やったー!値段も98円と安い!さっそく買って帰りました。
チシャトウは起源前からエジプトなどで栽培されていたレタスの原種とも、
中国のチシャ類の一種が原種とも言われます。
いずれにせよ結球しないレタスの茎を主として食べるもので、
茎レタスとも呼ばれます。
中国では掻き取った葉をサンチェといいますが、これは
日本でも焼き肉でおなじみですね。
※結球とは、野菜がみずから葉を巻いて丸くなること。
これは人の手によって改良された結果で、レタスやキャベツは
もともと茎から葉を出し、その葉を1枚1枚掻いて食べてきました。
今でもヨーロッパではキャベツの葉が束ねられて売られています。
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さて、どうやって食べるんだろう?ネットで調べたら
「茎の部分の皮をむいて茹でたものを炊き合わせや和え物、
西京みそに漬けるなどの調理法がある」とあります。
まず適当な大きさに切ってみました。
皮がかなり固いです。
でも外の皮をむいたら、みずみずしい緑色。ほっとしました。
食べやすい千切りにして、サッとゆでました。
ごつい丸太ん棒のようだった外見からは想像できない、
このみずみずしい色、まさに早春の色です。
口に入れると、サクサクとした食感。
淡泊な味ながら、なかなかイケました。
作ってみましょ! 「春をよぶ チャトウのあえもの」
ちしゃとうの皮は厚めにむき、薄くスライスして茹で、
好みのソースを添えます。
チシャトウが淡泊な味なので、ひよこ豆みそとオリーブオイルで
ちょっと濃厚なソースを作ってみました。