シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2012年1月31日
土に抱かれて

 

作家水上勉が、目の前で子芋をむく板前に
注文をつけたといいます。皮のむき方が厚すぎると。

「それでは小芋が泣く・・・、というより

冬じゅう小芋を温めて香りを育てていた土が泣くだろう」

(朝日新聞1月30日 天声人語より)


まったくもって同感です。

ごぼうを切った後、水にさらすなどもったいない。

土の香りを味わって欲しいから。アクもおいしさのうちだから。
美しく仕上げることに縒りをかける料理人の一皿と、
日々飽かず食べる家のごはんとでは
根本が違うと思います。

 


本日の料理教室、プチ野菜寿司と
もう一品は畑のカブでみそ汁。

 

 

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