不況にあって、男子弁当なるものが脚光を浴び、
公園のベンチで愛妻弁当を広げるサラリーマン父さんも。
そんな姿が微笑ましく映るのは、
そのお弁当が世界でただ1つの手作りだから。
コンビニ弁当ではこうも温かい気持ちにはなれないでしょう。
それがお弁当の力です。
そして、もうひとつ、新たな地域の試みが「地産地消弁当」。
じぶんたちが住む地の食材を知り、
あるいは埋もれた郷土料理を発掘しながら作る、
里山の季節の彩り弁当。
私が食育で関わる山県郡安芸大田町でも「里山元気(まめ)な弁当」を開発。
町外から森林ツーリズムにやってくる人たちの昼食として提供。
里山を目で舌で味わってもらおうという企画です。
○○さんが作ったコンニャク、日本棚田百選にも選ばれた井仁棚田の米、
特産品の祇園坊柿、これも町特産の雪化粧かぼちゃの煮物・・・・。
とてもおいしそうではありませんか。