街路樹の葉が色づく季節になると、ナッキン・コール。 旧式のミニ・クーパーに乗っていた頃、 彼の「枯葉」を聴きながら夕暮れを走るのが好きでした。 新しいミニに乗りかえて、ふたたび夕暮れ時のナッキン・コール。 基町の交差点を右折したところで、 キューバのリズムが甘く響く「キサス、キサス、キサス」 いくら愛の言葉を送っても返事をくれない相手を優しくなじる歌。 聴くたび、胸がきゅんとなる。秋の終わりに必須の1枚。 恋の終わりには、ちょっと切なすぎるかも。