雨上がりの晴天、
庭の緑が秋の陽を受けてキラキラひかる朝。
もぎたての葡萄がやって来ました。
軸も青々として、果肉が口のなかではじけます。
いのちを洗うようなみずみずしさ。
それが何よりも贅沢に感じられ、幸福に満たされます。
野菜とくだものがあればいい、わたしがめざす野菜マイスター。
その集中講義でいちばん印象に残ったことといえば、
「動物と植物の決定的な違いとは?」
動物は他からえさを奪ばなければ生きてゆけないけれど、
植物は光と空気と土の中の微生物によって
自身で栄養をつくり出すことが出来る。
狙わない、奪わない、争わない。
この先、光合成をするようにいきたいとも思います。
光になり、空気になり、土となってくれている人たちには
ひきつづきご面倒をおかけいたしますが。