シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
笑顔がある、驚きがある、発見がある、楽しく生きるための「食」を 農家さんやお店やメーカーさんや生活者の方々とご一緒に。
2015年10月10日

花井 綾美さんの写真

東京都内の青果会社にお勤めの方の実体験。
学校給食用に納品した柿がクレームで返品。
「黒いのが混じっているから子どもには食べさせられない」だというのが
その理由であったということです。
ゴマ入りの柿はおいしいというのが定評。
工業生産された均質な製品ではあり得ない価値、
自然のありようを子ども達に教える絶好の機会とは捉えないのでしょうか。
「きょうは説特栽(特別栽培)のニンジンがきたので生で食べてくださいね」というと、
「えっ!にんじん、生で食べれるんですか?」という言葉が返ってきたとも。
このような対応をされるのが、食物栄養をしっかりと学んだはずの
栄養士さんだということに、
食教育を抜本的に見直さなければならないのではないかという
危機感を抱きます。
五感で学ぶ実体験があまりにも少ない、
机上の知識ばかりを身につけたマニュアルにんげんが殖増していくと、
こんな困ったことが起きます。
土にふれ、じぶんを養う食物が育つ姿にふれ、
台所に立ってじぶんの手でごはんを作る。
食物がなんたるかを知らない学生に、
国家資格を与えちゃダメですよ。

2015年5月12日

大根さや

花井 綾美さんの写真

秋に蒔くため軒先に干してある青首大根の種が乾いてきた頃、
倉橋の野菜人から桜島大根の種が届きました。青いまま食用にします。

大根さやのペペロンチーノ

生でかじると青臭みが強いのですが、
サッと茹でて炒めるとエグミが油でコーティングされてほど良くなります。

多くの畑で、種取り用に残した後は捨てられるのだろうと思うと「もったいない」。
植物すべて人に有害なもの以外は食べられますよと、
料理教室やセミナーもお話しています。
いのちを粗末に扱わない。
食べられるものが捨てられることのない農の仕組みづくり、課題です。
水耕栽培で大きく綺麗なレタスを作っておられる農家の方も、
出荷時においしい外葉を捨てるのがしのびない、
活用してくださるところはないでしょうかと仰います。

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