シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
笑顔がある、驚きがある、発見がある、楽しく生きるための「食」を 農家さんやお店やメーカーさんや生活者の方々とご一緒に。
2014年3月29日

 

「世の中のビジネスは早く結果を出すことを求められるけれど、
僕たちはゆっくりでいい。毎日地球が回り続けていくなか、
カルヴァドスは造られていくのだから」

フランスのノルマンディー地方で、
りんごの蒸留酒を造り続ける農家さんの言葉です。
イタリアで生まれた<スローフード>の概念を、
日本語でどう表現すれば良いのか、

「自然のリズムに逆らうことなく、必要なだけの時間をかけて
食べるものをつくる」とでも言いましょうか。
日本の味噌や醤油もそうですね。
息を吸って吐くテンポ以上の速さでモノやコトが進みだしてから、

世の中がおかしくなってきたと言われます。

急ぎ大量に作って安く売れば儲かりもしましょうが、

食べる楽しみ、ゆたかな生活を満たすものには

なりにくいように思います。

 呼吸は深く、ゆっくりと。息が荒くなってはたまりません。

2014年2月2日

 

第二回「農を取りまく情報交流の場」(農林水産省中国四国農政局主催)
今年もパネリストとして登壇させて頂きました。

生産者さんと生活者の方をつなぐ役割としてある野菜ソムリエ、

わたしにできることは農家さんの思いを汲みながら、

生活者の方々へ広く旬の野菜、その効用や食べ方などの情報を、

ホームページやFB、講演会、料理教室、マスメディアなどで発信し続けること。

365日のなかで、栄養面でも情緒面からみても
野菜のない食卓は考えられません。

おいしい、安心な野菜が食べたいという思いは、

農家さんが日々丹精する畑によって叶えられます。
なれば、生活者である私たちも、
もっと真剣に日本の農の未来へ目を向けるべきですし、
農が存続していくために生活者の立場で何をすればいいのか、
じぶんに問いかけることも必要です。

参加者の中からは「旬の野菜の定義がわからない」
「なぜ自給率はカロリーベースなのか」
そういった質問も出ました。

それらは、私がいつも、ラジオで喋っていること。

もっと、もっと、いろんな場所で話してゆかねばと感じた
パネルディスカッションでした。

参加者の方も、パネリストも、多くの気づきを得て、

有意義な場所。

農水省の試みに拍手を送り、協力を惜しみません。

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